(仮訳)バルカン半島(ブルガリアおよびギリシャ)産Tuber macrosporum
Gyosheva, M. et al., 2012. Collections of Tuber macrosporum from the Balkan Peninsula (Bulgaria and Greece). Ascomycete.org. Available at: http://www.academia.edu/download/30682356/AscomyceteOrg_04-04_75-78.pdf [Accessed November 7, 2016].
【R3-03454】2016/11/07投稿

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3行まとめ

ブルガリアおよびギリシャ新産種としてTuber macrosporumを報告した。
ブルガリアにおいては川沿いのヤマナラシ属の樹下、ギリシャにおいては広葉樹の樹下に発生した。
ブルガリア、ギリシャ産の標本と先行研究における子嚢胞子の測定データを表にまとめて比較した。

(ブルガリア、ギリシャ新産種)

Tuber macrosporum Vittad.
オオミノセイヨウショウロ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Tuber malenconii
外皮表面が微細な疣状
本種と異なり子嚢が1-4胞子性ではなく最大8胞子性
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子表面の網目が不規則ではなく規則的
本種より子嚢胞子表面の網目の最大サイズが小さい
Tuber regianum
外皮表面が微細な疣状
本種と異なり外皮が帯灰褐色、帯紫褐色、帯黒褐色、時にほぼさび色なのではなく帯赤黒色~帯黒褐色
本種と異なりグレバが初めやや類白色でのちに帯灰褐色~帯黒色なのではなく煉瓦色~帯赤褐色
本種と異なり子嚢が1-4胞子性ではなく最大8胞子性
本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい
本種と異なり子嚢胞子表面の網目が不規則ではなくかなり規則的
本種より子嚢胞子表面の網目の最大サイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の横方向の網目数が7-12ではなく最大5-6

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