(仮訳)サントメの高標高の雲霧林で見出された新種Coltricia oboensis
Decock, C., 2013. Coltricia oboensis sp. nov. from the High Elevation Cloud Forest of São Tomé. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v34.iss2.2013.175 [Accessed May 22, 2014].
【R3-00738】2014/05/23投稿

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3行まとめ

サントメの雲霧林で採集された2標本を基に、Coltricia oboensisを新種記載した。
本種は子実体が微小で柄が側生し、孔口が大きく、担子胞子が広楕円形である点などで特徴づけられた。
本種は被子植物の切り株または生木の基部から発生していたが、樹種は同定できず、栄養摂取様式は明らかにならなかった。
São Tomé, Parque Natural Ôbo de São Tomé, between the Pico Carvahlo and Mesa base

(新種)

Coltricia oboensis Decock
語源…Ôbo産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coltricia minor
子実体が小型
本種と異なり傘が平ら~僅かに凸形ではなく平ら~漏斗状
本種より傘の縁部が尖る
本種より傘の肉が薄い
本種より担子胞子のサイズが小さい
Coltricia indica
子実体が小型
本種と異なり傘が平ら~僅かに凸形ではなく平ら~漏斗状
本種より傘の縁部が尖る
本種より傘の肉が薄い
本種より担子胞子のサイズが小さい
Coltriciella pusilla(ヒメオツネンタケ)
子実体が小型
本種と異なり担子胞子が平滑ではなく粗面