2017年1月22日 （仮訳）ケルマディック諸島におけるRamalina microspora Kremp.の確認 Blanchon, D., de Lange, P. & Bannister, J. 2012. Confirmation of Ramalina microspora Kremp. (Ramalinaceae, Ascomycota) for the Kermadec Islands. Australasian Lichenology. Available at: https://www.researchgate.net/publication/234077076_Ramalina_microspora_confirmed_for_New_Zealand [Accessed September 24, 2014]. 【R3-03682】2017/01/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ニュージーランド領ケルマディック諸島におけるRamalina microsporaの分布を確認した。 本種はハワイ固有種と考えられていたが、のちにラロトンガ島からも報告され、今回の報告でさらに分布域が 本種は地衣体が叢生して密に分枝し、子器が次端部および縁部に点在し、地衣成分としてジバリカト酸を含むことなどで特徴づけられた。 （ケルマディック諸島新産種） Ramalina microspora Kremp. 【よく似た種との区別】 Ramalina geniculata（ツヅレカラタチゴケ） 髄層にジバリカト酸を含む 本種と異なり地衣体が膨大する 本種と異なり地衣体に穿孔を有する Ramalina inflata 髄層にジバリカト酸を含む 本種と異なり地衣体が膨大する 本種と異なり地衣体に穿孔を有する Ramalina inflata subsp. australis 髄層にジバリカト酸を含む 本種と異なり地衣体が膨大する 本種と異なり地衣体に穿孔を有する Ramalina inflata subsp. perpusilla 髄層にジバリカト酸を含む 本種と異なり地衣体が膨大する 本種と異なり地衣体に穿孔を有する Ramalina subbreviuscula（エゾハマカラタチゴケ） 本種と異なりハワイ、クック諸島（ラロトンガ島）、ケルマディック諸島ではなく日本などに分布する 本種と異なり地衣体が膨大する 本種と異なり偽盃点を有する 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含むことがある Ramalina exiguella 地衣体に穿孔を欠く 本種と異なり髄層に二次代謝産物を欠く Ramalina litorea 本種と異なりハワイ、クック諸島（ラロトンガ島）、ケルマディック諸島ではなくオーストラリア、モーリシャス、ロドリゲス島などに分布する 本種と異なり地衣成分としてジバリカト酸ではなくエベルン酸を含む