(仮訳)イラン産クロサイワイタケ属菌の同定の研究
Hashemi, SA. et al., 2014. Contribution to the identification of Xylaria species in Iran. Rostaniha. Available at: http://journals.areo.ir/article_101239_9742b096b0170885fdbd61804daff184.pdf [Accessed February 6, 2017].
【R3-03727】2017/02/06投稿

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3行まとめ

イラン北部において実施したクロサイワイタケ属菌の調査結果を報告した。
Xylaria arbusculaなど8種を同定し、そのうち5種をイラン新産種として報告した。
イラン産の全種を含む検索表を掲載した。

(イラン新産種)

Xylaria arbuscula Sacc.
エダウチクロサイワイタケ
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【よく似た種との区別】
Xylaria multiplex
イランに分布する
材上生である
本種と異なり子座が単生~群生ではなく叢生する
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の発芽溝が全長の3/4-1/2ではなく全長にわたる

(イラン新産種)

Xylaria cubensis (Mont.) Fr.
コブリマメザヤタケ
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【よく似た種との区別】
Xylaria pannosa
イランに分布する
材上生である
子座表面がいくぶん平滑
本種と異なり子座の肉が未熟時および新鮮時に中空になるという特徴を欠く

(イラン新産種)

Xylaria filiformis (Alb. & Schwein.) Fr.
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(その他掲載種)

Xylaria hypoxylon (L.) Grev.
クロサイワイタケ
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【よく似た種との区別】
Xylaria polymorpha(マメザヤタケ)
イランに分布する
材上生である
本種と異なり子嚢胞子の発芽溝がほぼ全長ではなく全長の半分程度
本種と異なり子嚢胞子の発芽溝が直線状ではなく直線状~僅かに斜め

(その他掲載種)

Xylaria longipes Nitschke
キソメマメザヤタケ
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(イラン新産種)

Xylaria multiplex (Kunze ex Fr.) Fr.
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【よく似た種との区別】
Xylaria arbuscula(エダウチクロサイワイタケ)
イランに分布する
材上生である
本種と異なり子座が叢生ではなく単生~群生する
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子の発芽溝が全長にわたるのではなく全長の3/4-1/2

(イラン新産種)

Xylaria pannosa Lloyd
※本種は2017年2月6日現在、MycoBank/Species fungorumに登録されていない。

【よく似た種との区別】
Xylaria cubensis(コブリマメザヤタケ)
イランに分布する
材上生である
子座表面がいくぶん平滑
本種と異なり子座の肉が未熟時および新鮮時に中空になる