(仮訳)エジプトの菌類相への貢献:エジプト新産のEmericella stella-maris Zalar, Frisvad & Samson 2008
Moubasher, AH., Abdel-Sater, MA., Soliman, Z. 2013. Contribution to the mycobiota of Egypt Emericella stella-maris Zalar, Frisvad & Samson 2008, a new record to Egypt. … Journal of Basic & Applied Mycology. Available at: http://www.aun.edu.eg/aumc/arabic/Society/pdf/9-JBAM-13-35, Emericella stella-maris – Copy (2).pdf [Accessed July 28, 2014].
【R3-00946】2014/07/28投稿

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3行まとめ

エジプト・アシュートでミカン畑の空中から星形の子嚢胞子を形成する菌を分離し、検討した。
肉眼的・顕微鏡的形質を基に、この菌をエジプト新産種でおそらく原記載以来2番目の記録となるEmericella stella-marisと同定した。
本種はEmericella variecolorとは分生子柄の形態や37°Cでの生育可能性などで区別された。

(エジプト新産種)

Emericella stella-maris Zalar, Frisvad & Samson
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Emericella variecolor
エジプト、アシュートに分布する
空中真菌として分離される
子嚢胞子が星形
子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
分生子のサイズの範囲が重なる
本種より子嚢果の長径が短い
本種より子嚢胞子のとさか状突起の幅が狭い
本種より分生子柄が短い
本種より頂嚢のサイズが小さい
本種よりヒューレ細胞の最大サイズが大きい
本種と異なり37°Cで生育しないのではなく良好に生育する