2021年4月27日 (仮訳)Lactarius属菌の研究 (2):Lactarius hepaticus Pierotti, A. 2005. Contributo alla conoscenza del genere Lactarius. 2. Lactarius hepaticus. Bollettino del Gruppo Micologico G. Bresadola – Nuova Serie. Available at: https://www2.muse.it/bresadola/bgmb.asp?v=48&i=1 [Accessed April 27, 2021] 【R3-08359】2021/4/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、トスカーナ州の海岸で採集されたLactarius hepaticusを報告した。 本種のレクトタイプ標本を指定し、記載文やスケッチなどを掲載した。 Vìolaceomaculati亜節およびLuteoli節の2新組み合わせを提唱した。 (その他掲載種) Lactarius hepaticus Plowright 【よく似た種との区別】 Lactarius sphagneti(ナカデチチタケ) 乳液が白色 本種と異なり湿った場所のしばしばミズゴケ上に生じる 本種より傘が赤色を帯びる 本種と異なり乳液が黄変するのではなく変色しない 本種より担子胞子の装飾が僅かに顕著で粗い Lactarius badiosanguineus 乳液が白色 本種と異なり湿った場所のしばしばミズゴケ上に生じる 本種より傘が赤色を帯びる 本種と異なり乳液が黄変するのではなく変色しない 本種より担子胞子の装飾が僅かに顕著で粗い Lactarius subdulcis(ヒメチチタケ) 乳液が白色 本種と異なり針葉樹ではなく常にブナと関係を持つ 本種と異なり傘がシャモアピンク~帯赤褐色 本種と異なり子実体の味が辛いのではなく温和でのちに苦く不快で若干吐き気を催す 本種と異なり子実体に弱いニセショウロ臭がある 本種と異なり乳液が黄変するのではなく変色しない Lactarius camphoratus(ニセヒメチチタケ) マツ林に生息する 本種と異なり山地のマツ林に発生する傾向がある 本種と異なり傘が帯赤褐色 本種と異なり襞が帯赤褐色でしばしば桃紫色を帯びる 本種と異なり柄が帯赤褐色 本種と子実体の臭いが異なる Lactarius subviscidus 本種より傘が赤色を帯びる 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい 本種と異なり傘表皮が等径の細胞の層からなる Lactarius atrobadius 本種と異なり乳液が黄変するのではなく暗い帯赤褐色を呈する