(仮訳)Anomali節のフウセンタケの新種、Cortinarius lividomalvaceus
Eyssartier, G., Trendel, J-M. & Bálint, D. 2014. Cortinarius lividomalvaceus sp. nov. un nouveau cortinaire de la section Anomali. Bulletin Trimestriel de la Société Mycologique de France. Available at: https://www.researchgate.net/publication/317950704_Cortinarius_lividomalvaceus_sp_nov_un_nouveau_cortinaire_de_la_section_Anomali [Accessed January 26, 2018].
【R3-04794】2018/1/26投稿

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3行まとめ

フランスおよびハンガリーで採集された菌を検討し、Cortinarius lividomalvaceusとして新種記載した。
本種はAnomali節の形態的特徴を有し、傘が鉛色および藤色を帯び、担子胞子が類球形疣状であることなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析でAnomali節クレードにおいて独自の系統を形成した。
Ingwiller, France

(新種)

Cortinarius lividomalvaceus Eyssart., Trendel, L. Albert & Dima
語源…鉛色と藤色の(傘の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cortinarius cingulatus
子実体の丈が類似している
子実体の色が類似している
本種と異なり地中海地域などに分布する
本種と生息環境が異なる
本種より子実体が青色を帯びる感じがある
本種と異なり襞が初めベージュ色でのちに淡紫青色を帯びるのではなく青色を帯びる
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種より担子胞子表面の装飾が少ない
Cortinarius luteoperonatus
フランスに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される