(仮訳)マツ林の砂質土壌に発生したフウセンタケ類の新種Cortinarius persimilis
Eyssartier, G. & Carteret, X. 2018. Cortinarius persimilis sp. nov., un nouveau cortinaire des pinèdes sablonneuses. Available at: https://www.researchgate.net/publication/330713923_Cortinarius_persimilis_sp_nov_un_nouveau_cortinaire_des_pinedes_sablonneuses [Accessed February 26, 2019] 【R3-05987】2019/2/26投稿

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3行まとめ

フランスにおいて海岸のマツ樹下の砂質土壌に発生した菌を検討し、Cortinarius persimilisとして新種記載した。
本種はC. obtusobrunneusの品種persimilisとして暫定的に公表されていた。
C. obtusobrunneusのネオタイプ標本を指定した。
France, département de la Gironde, commune de Montalivet, route de Soulac

(新種)

Cortinarius persimilis Carteret & Eyssart.
語源…酷似する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cortinarius obtusobrunneus
フランスに分布する
形態的に類似している(当初この種の品種として記載された)
肉眼的形態が非常に類似している
本種と異なりマツの樹下の砂質土壌に生じるという特徴を欠く
本種と異なり肉がさび色でない
本種と異なり肉がKOHで強く呈色するという特徴を欠く
本種ほど担子胞子がさび色でない
Cortinarius sacchariosmus
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種より子実体が赤みを帯びる
本種と異なり子実体に焦がした砂糖の臭いがある
Cortinarius subobtusus
本種と異なりフランスではなく北米などに分布する
本種と異なりマツではなくトウヒの樹下に発生する
本種より担子胞子のサイズがずっと小さい
France, département du Puy-de-Dôme, commune de Pont-Gomard

(その他掲載種)

Cortinarius obtusobrunneus Rob. Henry
※本種のネオタイプ標本を指定した。
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【よく似た種との区別】
Cortinarius persimilis
フランスに分布する
形態的に類似している(当初この種の品種として記載された)
肉眼的形態が非常に類似している
本種と異なりマツの樹下の砂質土壌に生じる
本種と異なり肉がさび色である
本種と異なり肉がKOHで強く呈色する
本種より担子胞子がさび色である