(仮訳)樹木および日本の動物園で飼育されているクイーンズランドコアラから分離された担子菌酵母の新種、Cryptococcus yokohamensis
Alshahni, MM. et al., 2011. Cryptococcus yokohamensis sp. nov., a basidiomycetous yeast isolated from trees and a Queensland koala kept in a Japanese zoological park. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.027144-0 [Accessed December 7, 2019] 【R3-06838】2019/12/7投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

横浜市金沢動物公園においてコアラの鼻孔およびユーカリの幹から分離された担子菌酵母の一種を検討し、Cryptococcus yokohamensisとして新種記載した。
本種はQ-9およびQ-10のユビキノンを有し、0.1%シクロヘキシミド添加培地で生育可能である点でCryptococcus属菌としては特異であった。
本種は分子系統解析でFuciformisクレードに含まれた。
神奈川県横浜市金沢区 横浜市立金沢動物園

(新種)

Cryptococcus yokohamensis Alshahni, Satoh & Makimura
語源…横浜産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Tremella fuciformis(シロキクラゲ)
D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じFuciformisクレードに含まれる)
D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される