(仮訳)中国においてHippeastrum striatumの葉の病害を引き起こす新種、Curvularia microspora
Liang, Y. et al., 2018. Curvularia microspora sp. nov. associated with leaf diseases of Hippeastrum striatum in China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article_preview.php?id=21122 [Accessed January 23, 2018].
【R3-04786】2018/1/23投稿

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3行まとめ

中国重慶市においてバルバドスリリーおよびダンドクの葉の病斑から分離された菌を検討し、Curvularia microsporaとして新種記載した。
本種は分生子が小型で屈曲し、4細胞からなることなどで特徴づけられた。
接種試験により本種がバルバドスリリーに病原性を有することを確かめた。
中国重慶市南川区

(新種)

Curvularia microspora Y. Liang, K.D. Hyde, J. Bhat & Yong Wang
語源…小型の胞子の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Curvularia akaii
宿主に病原性を有する
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Curvularia borreriae
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Curvularia gladioli
宿主に病原性を有する
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Curvularia gudauskasii
宿主に病原性を有する
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Curvularia heteropogonis
宿主に病原性を有する
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Curvularia pallescens
宿主に病原性を有する
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種と異なりGloriosa superbaなどを宿主とする
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Curvularia trifolii
宿主に病原性を有する
分生子のへそが強く突出する
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で近縁(同じtrifoliiクレードに含まれる)
本種と異なりハイコヌカグサなどを宿主とする
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が二叉分岐することがあるという特徴を欠く
ITS+nrLSU+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される