(仮訳)ブラジルの大西洋岸熱帯雨林から報告されたCyathus badiusおよびC. earlei
Cruz, RHSF., Barbosa, MMB. & Baseia, IG. 2012. Cyathus badius and C. earlei reported from the Brazilian Atlantic rainforest. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00042 [Accessed November 15, 2020] 【R3-07872】2020/11/15投稿

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3行まとめ

ブラジル、リオグランデ・ド・ノルテ州の熱帯雨林から稀産種のCyathus badiusおよびC. earleiを報告した。
いずれも稀産種かつ南米新産種であり、前者は日本からの原記載に次いで世界で2番目の記録となった。
前者は腐朽材、後者は在来植物の腐朽種子に発生していた。

(南米、ブラジル新産種)

Cyathus badius Kobayasi
カバイロチャダイゴケ
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【よく似た種との区別】
Cyathus africanus
形態的に類似している
本種と異なり毛被に円錐形の模様がある
本種より担子胞子のサイズが顕著に小さい
Cyathus earlei
ブラジルに分布する
本種と異なり小塊粒皮層が単層ではなく明瞭に2層からなる

(南米、ブラジル新産種)

Cyathus earlei Lloyd
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【よく似た種との区別】
Cyathus badius(カバイロチャダイゴケ)
ブラジルに分布する
本種と異なり小塊粒皮層が明瞭に2層からなるのではなく単層
Cyathus olla(チャダイゴケ)
肉眼的形態が類似している(混同のおそれがある)
本種より子実体のサイズが大きい
本種より小塊粒のサイズが大きい
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり小塊粒皮層が明瞭に2層からなるのではなく単層