2018年8月29日 （仮訳）コスタリカ、ラ・セルバ生物学実験所産の新種、Cyathus tenuicorticalis Góis, JS. et al., 2018. Cyathus tenuicorticalis (Agaricales, Basidiomycota), a new species from La Selva Biological Station, Costa Rica. Studies in Fungi. Available at: http://www.studiesinfungi.org/pdf/SIF_3_1_26.pdf [Accessed August 29, 2018]. 【R3-05442】2018/8/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ コスタリカにおいて腐朽材に発生した腹菌の一種を検討し、Cyathus tenuicorticalisとして新種記載した。 本種は外皮表面が顕著な剛毛状で、小塊粒の皮層が非常に薄く2層からなることなどで特徴づけられた。 本種はBrodieの分類におけるグループIVとグループVIIの特徴を併せ持っていた。 Costa Rica, Province of Heredia, La Selva Biological Station （新種） Cyathus tenuicorticalis J. S. Góis, R. Cruz, Baseia & Ovrebo 語源…薄い皮層の（小塊粒の皮層の厚さから） 【よく似た種との区別】 Cyathus bulleri 外皮表面が剛毛状 小塊粒のサイズが類似している 小塊粒の形状が類似している 内皮に”bright platinum”を有する 本種より外皮のサイズが大きい 本種より子実体の”external wall”の襞模様の間隔が広い 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり小塊粒の皮層が2層ではなく1層からなる Cyathus ellipsoideus 外皮表面が剛毛状 子実体に”tunic”を有する 担子胞子が楕円形 本種より子実体のサイズが小さい 本種より外皮表面の毛が短い 本種より子実体の”mouth”の毛が短い 本種より小塊粒のサイズが小さい 本種と異なり小塊粒が円形 本種と異なり小塊粒の皮層が2層ではなく1層からなる Cyathus gracilis 子実体のサイズが類似している 外皮表面が剛毛状 子実体の”mouth”の毛の長さが類似している 小塊粒の皮層が2層からなる 本種と異なり子実体の”external wall”が不明瞭な扇畳状ではなく平滑 本種より外皮表面の毛が短い 本種と異なり内皮表面が平滑～不明瞭な扇畳状 本種と異なり内皮に”bright platinum”を欠く 本種より小塊粒のサイズが小さい Cyathus intermedius 外皮表面が剛毛状 外皮表面の毛が束をなす 子実体の”external wall”が不明瞭な扇畳状 子実体に”tunic”を有する 本種より子実体のサイズが小さい 本種より外皮表面の毛が短い 本種と異なり内皮表面が不明瞭な扇畳状 本種と異なり小塊粒の皮層が2層ではなく1層からなる Cyathus striatus（スジチャダイゴケ） 子実体のサイズが類似している 子実体の”external wall”が不明瞭な扇畳状 子実体に”tunic”を有する 本種と異なり外皮が”mouth”まで達しないのではなく達する 本種より”emplacement”のサイズが大きい 本種より小塊粒のサイズが小さい Cyathus berkeleyanus 子実体のサイズが類似している 子実体の”external wall”が不明瞭な扇畳状 子実体に”tunic”を有する 本種より小塊粒が黒色である 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり小塊粒の皮層が2層ではなく1層からなる