(仮訳)Cystotheca tjibodensis:ジャワにおける90年後の再発見およびアナモルフの新発見
Meeboon, J. et al., 2012. Cystotheca tjibodensis (Erysiphaceae, Ascomycota): rediscovery in Java after 90 years and first finding of anamorph. Mycoscience. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s10267-011-0176-6 [Accessed May 23, 2016].
【R3-02951】2016/05/23投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ジャワ島、チボダス植物園における調査で、1920年に報告されたCystotheca tjibodensisを再発見した。
形態学的検討とともに分子系統解析を実施し、本種がC. wrightiiおよびC. lanestrisに近縁で独自の系統を形成することを示した。
また、本種のアナモルフを初めて報告した。

(その他掲載種)

Cystotheca tjibodensis (Gäum.) Katum.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cystotheca wrightii
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり閉子嚢殻に付属糸を有する
本種と異なり長い糸状の気生菌糸を有するという特徴を欠く
本種より子嚢のサイズが小さい
本種と異なり”intramatrical hypha”を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cystotheca lanestris
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり閉子嚢殻に付属糸を有する
本種より子嚢のサイズが小さい
本種と異なり”intramatrical hypha”を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される