(仮訳)アルゼンチン中部のPolylepis australis林に産した新種Dendrothele rajchenbergiiおよびその他のコウヤクタケ類
Gallo, AL., Robledo, GL. & Gorjón, SP. 2022. Dendrothele rajchenbergii sp. nov. (Agaricales, Basidiomycota) and other corticioid fungi from tabaquillo forests in Central Argentina. Lilloa. Available at: https://www.lillo.org.ar/journals/index.php/lilloa/article/view/1631 [Accessed November 2, 2022] 【R3-10021】2022/11/2投稿

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3行まとめ

アルゼンチン、コルドバ州のPolylepis australis林におけるコウヤクタケ類の多様性を調査した。
そのうち樹皮に発生したコウヤクタケ類の一種を検討し、Dendrothele rajchenbergiiとして新種記載した。
本種のDNA配列は得られなかったが、D. pachysterigmataおよびD. minimaに類似していた。
Argentina, Prov. Córdoba, Los Gigantes, Sierras de Córdoba, La Quebrada de Anselmo

(新種)

Dendrothele rajchenbergii A.L.Gallo, Robledo & Gorjón
語源…Mario Rajchenberg博士に献名
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【よく似た種との区別】
Dendrothele pachysterigmata
樹皮に生じる
形態的に類似している
本種と異なりアルゼンチンではなくカナダに分布する
本種と異なり担子器が(2-)3-4胞子性である
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
本種と異なり担子胞子が厚壁である
Dendrothele minima
材生息菌である
形態的に類似している
本種と異なりアルゼンチンではなくスイスおよびフランスに分布する
本種より担子胞子のサイズが僅かに小さい
Dendrothele lemkei
南米に分布する
材生息菌である
担子器が有柄である
担子胞子が楕円形
本種より担子胞子のサイズがかなり大きい