(仮訳)中国においてCamptotheca acuminataに生じた新種Diaporthe camptothecicola
Yang, Q. et al., 2017. Diaporthe camptothecicola sp. nov. on Camptotheca acuminata in China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2017/00000132/00000003/art00017 [Accessed May 9, 2021] 【R3-08395】2021/5/9投稿

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3行まとめ

中国江蘇省においてCamptotheca acuminataの枝に発生した菌を検討し、Diaporthe camptothecicolaとして新種記載した。
本種は分生子殻を埋生し、α分生子は無色長楕円形、β分生子は無色糸状~鉤状であり、有性世代は見られなかった。
分子系統解析で本種はDiaporthe属クレードに含まれ、近縁種のD. longicicolaとは分生子柄、α分生子、およびβ分生子のサイズが異なっていた。
中国江蘇省南京農業大学

(新種)

Diaporthe camptothecicola C.M. Tian & Qin Yang
語源…カンレンボク属に生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Diaporthe longicicola
中国に分布する
ITS+CAL+HIS+TEF1-α+TUB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりカンレンボク属ではなくマテバシイ属植物などに生じる
本種より分生子柄が長い
本種よりα分生子のサイズが大きい
本種よりβ分生子のサイズが大きい
ITS+CAL+HIS+TEF1-α+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Diaporthe sojae
同じカンレンボク属植物を宿主とする
本種より分生子柄の幅が広い
本種よりα分生子の幅が広い