(仮訳)Impatiens parviflora DC.の新規病原菌である新種、Didymella michaelii
Bedlan, G., 2016. Didymella michaelii sp. nov., a new pathogen on Impatiens parviflora DC. Journal für Kulturpflanzen. Available at: https://www.cabdirect.org/cabdirect/abstract/20163283475 [Accessed August 11, 2017].
【R3-04288】2017/08/11投稿

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3行まとめ

オーストリア、ブルゲンラント州においてImpatiens parvifloraの葉に発生した病原菌を検討し、Didymella michaeliiとして新種記載した。
本種は分生子殻が半埋生し褐色球形、分生子が無色長楕円形~楕円形で1隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種は同じI. parvifloraを宿主とする他種とは、分生子殻の直径や分生子のサイズなどで区別された。
Austria, Eltendorf

(新種)

Didymella michaelii  Bedlan
語源…(明記はされていないが)献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Boeremia exigua
同じImpatiens parvifloraを宿主とする
分生子殻の直径の範囲が重なる
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子が無色
分生子の隔壁部が狭窄することがある
分生子の隔壁数が1
分生子に2油滴を含む
本種と異なりインゲンマメなどが宿主として知られている
本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形で両端が丸く、時に屈曲するのではなく長楕円形で両端が丸い
Ascochyta impatientis
同じImpatiens parvifloraを宿主とする
分生子が無色
分生子の隔壁数が1
本種より分生子殻の直径が大きい
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形で両端が丸く、時に屈曲するのではなくほぼ楕円形
Ascochyta weissiana
同じImpatiens parvifloraを宿主とする
分生子が無色
分生子の隔壁部が僅かに狭窄することがある
分生子の隔壁数が1
本種と異なりI. balsaminaなどが宿主として知られている
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形で両端が丸く、時に屈曲するのではなく長楕円形で両端が丸い