(仮訳)インド中部産の暗色不完全糸状菌の新種、Distocercospora indica
Verma, NK. & Rai, AN. 2014. Distocercospora indica, a new dematiaceous hyphomycete from central India. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000127/00000001/art00017 [Accessed September 2, 2023] 【R3-10935】2023/9/2投稿

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3行まとめ

インド、マディヤ・プラデーシュ州においてニレ科のHoloptelea integrifoliに発生した菌を検討し、Distocercospora indicaとして新種記載した。
本種は同属他種と比べて分生子柄がずっと長く、分生子が時に鎖生し、隔壁部が狭窄することなどで特徴づけられた。
本種は本属菌として初めてニレ科植物から見出された種となった。
India, Madhya Pradesh, Chhindwara, East Forest Division

(新種)

Distocercospora indica N. Verma & A.N. Rai
語源…インドの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Distocercospora africana
本種と異なりHoloptelea属ではなくヤマノイモ属植物などを宿主とする
本種より分生子柄がずっと短い
本種より分生子がやや長い
Distocercospora pachyderma
本種と異なりHoloptelea属ではなくヤマノイモ属植物などを宿主とする
本種より分生子柄がずっと短い
本種より分生子の幅がやや広い
Distocercospora livistonae
分生子のサイズが類似している
本種と異なりHoloptelea属ではなくビロウ属植物などを宿主とする
本種より分生子柄がずっと短い
本種と異なり分生子が鎖生することがない
本種と異なり分生子の隔壁部が狭窄しない
本種と異なり分生子に突出するへそを有するという特徴を欠く