(仮訳)西オーストラリア州から記載された変形菌の新種、Echinostelium australiense
Knight, KJ., Stephenson, SL. & Novozhilov, YK. 2023. Echinostelium australiense (Myxomycetes: Echinosteliaceae), a new species of slime mould described from Western Australia. Nuytsia. Available at: https://florabase.dbca.wa.gov.au/science/nuytsia/1058.pdf [Accessed September 5, 2023] 【R3-10944】2023/9/5投稿

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3行まとめ

オーストラリア、西オーストラリア州で採集された変形菌を検討し、Echinostelium australienseとして新種記載した。
本種はユーカリとバンクシアの樹皮試料から湿室培養で得られ、2002年からEchinostelium属の一種として知られていた。
本種は子嚢が暗色であり、柄が顕著な2色からなり、襟が広花弁状で2色からなり、胞子に顕著なパッチ状の疣状装飾を伴うことなどで特徴づけられた。
Hi Vallee Farm, 5 km east of Brand Highway on Tootbardi Road, c. 250 km north-north-west of Perth, Western Australia

(新種)

Echinostelium australiense K.J.Knight, S.L.Stephenson & Novozh.
語源…オーストラリア産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Echinostelium elachiston
オーストラリアに分布する
胞子表面の疣の分布が類似している
本種より子嚢のサイズが小さい
本種と異なり子嚢が暗色ではなく淡色
本種と異なり柄が暗色ではなく淡色
本種より胞子の直径が小さい
本種と異なり”spore-like body”を有するという特徴を欠く