2019年12月5日 （仮訳）インド新産のコウヤクタケ類8種 Kaur, M. et al., 2019. Eight new records of corticioid fungi from India. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/doi/cmy.71203.php [Accessed December 5, 2019] 【R3-06832】2019/12/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ インド新産種としてヒマーチャル・プラデーシュ州からCeraceomyces microsporusなど8種のコウヤクタケ類を報告した そのうち6種はヒマラヤスギの枝や切り株などに発生し、1種はツツジ属、1種はマツ属およびコナラ属樹木に発生していた。 各種の記載文、子実体の写真、顕微鏡的形質の写真およびスケッチなどを掲載した。 （インド新産種） Ceraceomyces microsporus K.H. Larss. 【よく似た種との区別】 Ceraceomyces eludans 本種と異なりシスチジアを有する 本種より菌糸の幅が広い （インド新産種） Ceratobasidium cornigerum (Bourdot) D.P. Rogers 【よく似た種との区別】 Rhizoctonia sphaerospora 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく球形～類球形 （アジア、インド新産種） Coniophora dimitica G. Cunn. （インド新産種） Corticium lombardiae (M.J. Larsen & Gilb.) Boidin & Lanq. ウスベニコウヤクタケ 【よく似た種との区別】 Corticium roseum 本種より担子オフ氏のサイズが大きい 本種と異なり樹枝状糸状体に結晶を伴うという特徴を欠く （インド新産種） Hypochnicium bombycinum (Sommerf.) J. Erikss. （インド新産種） Phlebia coccineofulva Schwein. シュカワタケ （インド新産種） Radulomyces rickii (Bres.) M.P. Christ. 【よく似た種との区別】 Radulomyces confluens（アカギンコウヤクタケ） 担子胞子表面が疣状のことがある （インド新産種） Rhizoctonia cf. sphaerospora (Warcup & P.H.B. Talbot) Oberw., R. Bauer, Garnica & R. Kirschner 【よく似た種との区別】 Ceratobasidium cornigerum 本種と異なり担子胞子が球形～類球形ではなく楕円形