(仮訳)ベネズエラ産のアナモルフ菌の新属、Endogenospora
Castañeda-Ruiz, RF. et al., 2010. Endogenospora, a new genus of anamorphic fungi from Venezuela. Mycotaxon. … Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000112/00000001/art00012 [Accessed November 25, 2015].
【R3-02414】2015/11/26投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ベネズエラの熱帯雨林において腐朽枝に発生したアナモルフ菌の一種を検討し、新属新種Endogenospora aspectabilisとして記載した。
本種は膨大した、あるいは球形の分生子柄の基部から内生出芽型の分生子を生じることなどで特徴づけられた。
分生子は褐色~暗褐色の棍棒形~類円筒形で(5-)7隔壁、頂部が丸く、基部が截断状であった。
Las Veras, Barquismeto, Lara, Venezuela

(新種)

Endogenospora aspectabilis R.F. Castañeda, O. Morillo & Minter
語源…(属名)内生の胞子/(種小名)目に見える(見る価値のある)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ascoconidium spp.
分生子が連続的に単生する
分生子の離脱が裂開性
分生子形成細胞の形態が類似している
分生子の形状が類似している
分生子の細胞数が類似している
本種と異なり分生子が褐色~暗褐色ではなく無色である
本種と異なり分生子に網状隔壁を有することがある
本種と異なり分生子の離脱部に明瞭なフリルを有する
Endosporoideus spp.
本種と異なり分生子を連続的に生じない
本種と異なり分生子の細胞が成熟するとChalara属の「厚壁胞子」のように離断する