(仮訳)キューバにおいて水中に沈んだ葉から得られた分生子形成菌の新属Enridescalsia
Castañeda Ruíz, RF., Guarro, J. & Mayayo, E. 1998. Enridescalsia, a new genus of conidial fungi from submerged leaves in Cuba. Mycological Research. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0953756208608333 [Accessed January 3, 2024] 【R3-11302】2024/1/3投稿

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3行まとめ

キューバの河川において水中に沈んだ葉に生じたアナモルフ菌の一種を検討し、新属新種Enridescalsia speciosaとして記載した。
本種は分生子形成細胞がポリトレト型で、分生子が褐色で真正隔壁を有することなどで特徴づけられた。
トレト型の分生子形成細胞と特異な分生子形成様式を併せ持つ不完全糸状菌は本種が初であった。
Holguin, Cuba

(新種)

Enridescalsia speciosa R.F. Castañeda & Guarro
語源…(属名)スペインの菌類学者、Enrique Descals博士に献名/(種小名)美しい、素晴らしい
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Helminthosporium spp.
分生子形成細胞がポリトレト型である
Spadicoides spp.
分生子形成細胞がポリトレト型である
Diplococcium spp.
分生子形成細胞がポリトレト型である
Gonatobotrys spp.
分生子形成細胞が分生子柄頂部のみに生じる
分生子形成細胞が同時に生じる
本種と異なり分生子形成細胞がポリトレト型ではなく多出芽型である
本種と異なり分生子に隔壁を欠く