2020年4月10日 (仮訳)イタリア産のEntoloma ochreoprunuloidesおよびその地理的分布と類縁種 Dovana, F. et al. 2016. Entoloma ochreoprunuloides from Italy, with notes on its geographical distribution and allied species. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2016/00000131/00000004/art00018 [Accessed April 10, 2020] 【R3-07213】2020/4/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、トスカーナ州の森林で採集された菌を、形態およびITS塩基配列解析に基づきEntoloma ochreoprunuloidesと同定した。 本種は従来ドイツ、イギリス、フランス(コルシカ島)から知られてきたが、イタリアからの報告は初となった。 本種がE. luteobasisと同種である可能性を示した。 (イタリア新産種) Entoloma ochreoprunuloides Morgado & Noordel. 【よく似た種との区別】 Entoloma prunuloides(コイッポンシメジ) ヨーロッパに分布する 本種より子実体がしっかりとしている傾向がある 本種ほど子実体の形状が細長くない 本種と異なり傘がセピア色~黄褐色ではなく類白色~淡黄褐色 Entoloma luteobasis ドイツ、イタリアに分布する 形態的に類似している(同種の可能性がある) ITS領域の塩基配列が同一 本種と異なり柄の基部が顕著な黄色または黄褐色