2022年3月23日 （仮訳）カナリア諸島、ラ・パルマ島、エル・カナル・イ・ロス・ティレス産菌類の研究 (5)：追加データ Tejera, EB. et al., 2009. Estudio micológico de El Canal y Los Tiles (La Palma, Islas Canarias). V. Datos adicionales. Anales del Jardín Botánico de Madrid. Available at: https://rjb.revistas.csic.es/index.php/rjb/article/view/331/326 [Accessed March 23, 2022] 【R3-09351】2022/3/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ カナリア諸島、ラ・パルマ島のエル・カナル・イ・ロス・ティレス保護区における菌類・変形菌類相を調査し、66分類群を記録した。 内訳は変形菌類21種、子嚢菌類29種、担子菌類16種であった。 そのうち5種がカナリア諸島新産種、11種がラ・パルマ島新産種であった。 （カナリア諸島新産種） Hemitrichia calyculata (Spegazzini) M.L. Farr ホソエノヌカホコリ 【よく似た種との区別】 Hemitrichia clavata（ヌカホコリ） カナリア諸島に分布する 形態的に類似している（識別困難で同種とされることもある） 本種より胞子のサイズが大きい 本種より胞子が厚壁 （ラ・パルマ島新産種） Hemitrichia clavata (Persoon) Rostafinsky ヌカホコリ 【よく似た種との区別】 Hemitrichia calyculata（ホソエノヌカホコリ） カナリア諸島に分布する 形態的に類似している（識別困難で同種とされることもある） 本種より胞子のサイズが小さい 本種より胞子が薄壁 （ラ・パルマ島新産種） Stemonitis aff. splendens Rostaf. オオムラサキホコリ （ラ・パルマ島新産種） Annulohypoxylon michelianum (Cesati & De Notaris) Y.M. Ju, J.D. Rogers & H.M. Hsieh （カナリア諸島新産種） Ascocoryne aff. cylichnium (Tulasne) Korf ムラサキゴムタケ （その他掲載種） Bisporella claroflava (Greville) Lizon & Korf （その他掲載種） Coccomyces delta (Kunze) Saccardo （その他掲載種） Daldinia macaronesica M. Stadler, Wollweber & J.M. Castro （カナリア諸島新産種） Discinella aff. boudieri (Quélet) Boudier （ラ・パルマ島新産種） Geoglossum umbratile Saccardo ヒメテングノメシガイ （カナリア諸島新産種） Lasiobelonium subflavidum Ellis & Everhart （ラ・パルマ島新産種） Nectria peziza Berkeley （カナリア諸島新産種） Rhizodiscina lignyota (Fries) Hafellner （ラ・パルマ島新産種） Calocera cornea (Batsch) Fries ツノフノリタケ （ラ・パルマ島新産種） Sebacina calcea (Persoon) Bresadola ※この他にMollisia属の一種×2、標本情報のみの種を掲載した。