(仮訳)潮下帯の紅藻の病原性担子菌、Mycaureola dilseaeの進化的関係
Binder, M. et al. 2006. Evolutionary relationships of Mycaureola dilseae (Agaricales), a basidiomycete pathogen of a subtidal rhodophyte. American Journal of Botany. Available at: https://bsapubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.3732/ajb.93.4.547 [Accessed December 20, 2023] 【R3-11262】2023/12/20投稿

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3行まとめ

海生担子菌のMycaureola dilseaeについて4遺伝子領域を用いた分子系統解析を実施した。
その結果、本種は海生担子菌の既知4属からなるNiaクレードと異なる第二の独立した系統を形成し、真正ハラタケ類クレードにおける海生菌類の独立起源仮説は否定された。
本種はタマバリタケ科クレードに位置づけられ、腐生菌のGloiocephala属に近縁であった。

(その他掲載種)

Mycaureola dilseae Maire & Chemin
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