2014年11月23日 (仮訳)有毒のアルキルベンゼンおよびヒ素で汚染された環境から分離された黒色酵母の新種、Exophiala sideris Seyedmousavi, S. et al., 2011. Exophiala sideris, a novel black yeast isolated from environments polluted with toxic alkyl benzenes and arsenic. Fungal biology. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1878614611001000 [Accessed November 23, 2014]. 【R3-01308】2014/11/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 野生のベリー類、グアノに富んだ土壌、クレオソート処理された枕木、廃鉱から分離された黒色酵母を検討した。 複数遺伝子の分子系統解析の結果を基に、本種をExophiala siderisとして新種記載した。 本種はヒ素に対して耐性を有することが示され(高濃度のメラニン含有との関連が考えられた)、バイオレメディエーションへの応用可能性が期待された。 Netherland, Maartensdijk (新種) Exophiala sideris Seyedmousavi & de Hoog 語源…星の (?) ※論文中の記述ではタイプロカリティは国までしか特定できなかったが、標本データを参考に情報を追加した。 【よく似た種との区別】 Exophiala bergeri 炭化水素に富んだ環境から分離される ITS+EF1-α+BT2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子形成様式がシンポジオ型で、分生子からなる特徴的なロゼットを形成するのではなくアネロ型 ITS+EF1-α+BT2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Exophiala xenobiotica 炭化水素に富んだ環境から分離される ITS+EF1-α+BT2に基づく分子系統解析で近縁 ITS+EF1-α+BT2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される