(仮訳)形態および分子の形質に基づくイラン産の新種、Exserohilum persianum
Ahmadpour, A. et al., 2023. Exserohilum persianum sp. nov., a new species from Iran based on morphological and molecular characters. Mycologia Iranica. Avaialble at: https://mij.areeo.ac.ir/article_128614.html [Accessed March 26, 2023] 【R3-10455】2023/3/26投稿

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3行まとめ

イランにおいてウシノケグサ属植物の壊死斑に生じた菌を検討し、Exserohilum persianumとして新種記載した。
本種の有性世代は誘導を試みたものの成功しなかった。
本種は同属他種とは宿主のほか分生子のサイズ、形状、異隔壁数などが異なり、別の系統を形成した。
Iran, West Azarbaijan province, Miyandoab

(新種)

Exserohilum persianum A. Ahmadpour, Z. Heidarian, Z. Alavi, F. Alavi & Y. Ghosta
語源…ペルシャの
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【よく似た種との区別】
Exserohilum neoregeliae
アジアに分布する
形態的に類似している
ITS+GAPDH+TEF1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりイランではなく日本などに分布する
本種と異なりウシノケグサ属ではなくNeoregelia属植物などを宿主とする
本種より分生子のサイズが大きい
本種と分生子の形状が異なる
本種と異なり分生子の異隔壁数が5-11ではなく6-20
ITS+GAPDH+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Exserohilum khartoumensis
同じイネ科植物に生じる
ITS+GAPDH+TEF1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりイランではなくスーダンなどに分布する
本種と異なりウシノケグサ属ではなくモロコシ属植物などを宿主とする
本種と分生子のサイズが異なる
本種と分生子の形状が異なる
本種と分生子の異隔壁数が異なる
ITS+GAPDH+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される