(仮訳)Cerotelium ficiによるイチジクのさび病:過去、現在、そして未来
Avasthi, S. et al. 2023. Fig Rust Caused by Cerotelium fici: Past, Present and Future. Chiang Mai Journal of Science. Available at: https://epg.science.cmu.ac.th/ejournal/journal-detail.php?id=11745 [Accessed January 28, 2024] 【R3-11377】2024/1/28投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イチジクの深刻な病原菌であるさび菌の一種、Cerotelium ficiに関する分類、病徴、生活環、分布、宿主との関係、制御などの知見をまとめた。
本種はアフリカ大陸において最も広範に分布し、アジア、北米・南米がそれに次いだ。
また、別種のPhakospora nishidanaもイチジクにさび病を引き起こし、同定に混乱が生じているため、DNAを含む現代的手法で再検討する必要性を指摘した。

(その他掲載種)

Cerotelium fici (Castagne) Arthur
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phakospora nishidana
同じイチジク属植物を宿主とする
形態的に類似している(混同のおそれがある)
夏胞子の形態が類似している
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される