2018年1月10日 (仮訳)ザトウムシを宿主とする初のラブルベニア目菌類:新属Opilionomyces Santamaria, S. et al., 2017. First Laboulbeniales from harvestmen: the new genus Opilionomyces. Phytotaxa. Available at: https://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.305.4.4 [Accessed January 9, 2018]. 【R3-04745】2018/1/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコおよびギリシャにおいて3種のDicranolasma属ザトウムシに寄生していた菌を検討し、新属新種Opilionomyces dicranolasmatisとして記載した。 本種はザトウムシから初めて報告されたラブルベニア類であり、托が1列の細胞からなり2つに分かれることなどで特徴づけられた。 本種は部位特異性を示し、触肢および鋏角の周辺に限って分布することが性的感染に関連しているとみられた。 Turkey, Namrun (=Çamlıyayla), Mersin Prov. (新種) Opilionomyces dicranolasmatis Santam., Enghoff, Gruber & Reboleira 語源…(属名)ザトウムシの菌/(種小名)Dicranolasma属の 【よく似た種との区別】 Corethromyces minusculus 付属糸の基部が境界不明瞭な細胞からなる 本種と異なりザトウムシを宿主とするという特徴を欠く