(仮訳)ザトウムシを宿主とする初のラブルベニア目菌類:新属Opilionomyces
Santamaria, S. et al., 2017. First Laboulbeniales from harvestmen: the new genus Opilionomyces. Phytotaxa. Available at: https://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.305.4.4 [Accessed January 9, 2018].
【R3-04745】2018/1/10投稿

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3行まとめ

トルコおよびギリシャにおいて3種のDicranolasma属ザトウムシに寄生していた菌を検討し、新属新種Opilionomyces dicranolasmatisとして記載した。
本種はザトウムシから初めて報告されたラブルベニア類であり、托が1列の細胞からなり2つに分かれることなどで特徴づけられた。
本種は部位特異性を示し、触肢および鋏角の周辺に限って分布することが性的感染に関連しているとみられた。
Turkey, Namrun (=Çamlıyayla), Mersin Prov.

(新種)

Opilionomyces dicranolasmatis Santam., Enghoff, Gruber & Reboleira
語源…(属名)ザトウムシの菌/(種小名)Dicranolasma属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Corethromyces minusculus
付属糸の基部が境界不明瞭な細胞からなる
本種と異なりザトウムシを宿主とするという特徴を欠く