(仮訳)ドミニカ共和国新産種Copelandia mexicanaおよびPanaeolus属について
Voto, P. & Angelini, C. 2021. First record of Copelandia mexicana in Dominican Republic and notes on Panaeolus. Mycological Observations. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Claudio-Angelini/publication/356291045_First_record_of_Copelandia_mexicana_in_DR/links/6195acba07be5f31b792caef/First-record-of-Copelandia-mexicana-in-DR.pdf [Accessed April 15, 2022] 【R3-09418】2022/4/15投稿

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3行まとめ

Copelandia mexicanaをドミニカ共和国新産種として報告し、本種をPanaeolus属に移した。
本種の乾燥標本は明瞭なWieland-Meixner試験陽性を示し、シロシビンなどの存在が示唆された。
また、無効学名のCopelandia wayanadensisを基にP. wayanadensisを新種記載したほか、全世界のCopelandia亜属の種の検索表を掲載した。
Wayanad, Kerala, India

(新種)

Panaeolus wayanadensis Voto & Angelini
語源…ワイナード産の
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(新組み合わせ)

Panaeolus microspermus (Natarajan & Raman) Voto
旧名:Panaeolina microsperma Natarajan & Raman
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(新組み合わせ)

Panaeolus mexicanus (Guzmán) Voto & Angelini
旧名:Copelandia mexicana Guzmán
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【よく似た種との区別】
Panaeolus lepistercoris
子実体が青変する
側シスチジアの形状が類似している
側シスチジアの結晶が類似している
側シスチジアの壁厚が類似している
本種と異なりブラジル、メキシコ、カリブ海地域ではなくインドなどに分布する
本種と異なり糞生菌である
本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい
本種と異なり担子胞子が正面観で主に菱形なのではなく主に六角形
Panaeolus affinis
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり側シスチジアが先細りになり頂部が幅狭い
Panaeolus microsporus
担子胞子が小型
本種と異なり側シスチジアがsulphidia型
本種と異なり側シスチジアが薄壁