(仮訳)南半球におけるPhlebia incarnataの初記録
Westphalen, MC., Reck, MA. & Da Silveira, RMB., 2010. First record of Phlebia incarnata from the southern hemisphere. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000114/00000001/art00037 [Accessed August 30, 2015].
【R3-02149】2015/08/30投稿

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3行まとめ

ブラジルのサン・フランシスコ・デ・パウラからPhlebia incarnataを報告した。
本種は従来米国、メキシコ、およびコスタリカからの報告があり、南半球からの報告は初となった。
本種は傘が鮮やかな桃色で子実層托が折り畳み状、担子胞子が円筒形、1菌糸型であることなどで特徴づけられた。

(南半球、南米、ブラジル新産種)

Phlebia incarnata (Schwein.) Nakasone & Burds.
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【よく似た種との区別】
Phlebia tremellosa(シワタケ)
ブラジルに分布する
本種と異なり傘が鮮やかな桃色ではなく白色~淡色
本種と異なり子実層面が新鮮時白色、乾燥すると鈍赤色ではなく透明な淡い橙赤色で乾燥すると濃い橙赤色
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が類円筒形~円筒形で僅かに屈曲するのではなくソーセージ形
本種と異なりシスチジアを有する(子実層に埋生し散在する)