2017年5月25日 (仮訳)インドからのAstraeus odoratusの初報告 Hembrom, ME. et al., 2014. First report of Astraeus odoratus from India. Kavaka. Available at: http://www.fungiindia.co.in/images/kavaka/42/3.pdf [Accessed May 24, 2017]. 【R3-04053】2017/05/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ジャールカンド州からAstraeus odoratusをインド新産種として報告した。 本種は外皮が5-6つの裂片に分かれ、吸湿性を欠き、担子胞子の装飾の丈が高く、外皮が非常に厚い偽柔組織からなることなどで特徴づけられた。 担子胞子を走査型電子顕微鏡で観察し、ITSバーコーディング配列を決定した。 (インド新産種) Astraeus odoratus Phosri, Watling, M.P. Martín & Whalley 【よく似た種との区別】 Astraeus asiaticus 肉眼的形態が類似している 本種と異なりインドにおける分布が知られていない 本種と異なり外皮の裂片数が5-6ではなく5-12 本種と異なり外皮に吸湿性を有する 本種より担子胞子のサイズが比較的大きい 本種と異なり担子胞子の装飾の丈が非常に高いのではなく顕著に低い Astraeus hygrometricus(ツチグリ) インドに分布する 本種と異なり外皮の裂片数が5-6ではなく10-14 本種と異なり外皮表面に大型の網目状亀裂を生じる 本種と異なり外皮に吸湿性を有する 本種より担子胞子の装飾の丈が低い