2018年7月18日 (仮訳)インド新産のテングタケ属4分類群 Singh, Y. & Kaur, M. 2016. Four newly recorded Amanita taxa from India. Biodiversitas. Available at: https://doi.org/10.13057/biodiv/d170146 [Accessed July 18, 2018]. 【R3-05316】2018/7/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州からインド新産種として3種1変種のテングタケ属菌を報告した。 Amanita flavoconiaは明るい黄色の傘、A. flavoconia var. inquinataは橙黄色~帯黄橙色~帯褐橙色の傘などで特徴づけられた。 A. pilosellaは傘が帯褐ベージュ色または帯灰褐色で、A. porphyriaは柄が帯灰色の小鱗片に覆われて紫色を帯び、つぼに縁取りを有することなどで特徴づけられた。 (インド新産種) Amanita flavoconia G.F. Atk. 【よく似た種との区別】 Amanita flavipes(コガネテングタケ) 本種より子実体ががっしりとしている 本種と異なり傘が黄色~濃橙色でない 本種と異なり襞の縁部が鋸歯状でない 本種と異なり柄の塊茎部が傷つくと淡褐色に変色するという特徴を欠く Amanita flavoconia var. inquinata インドに分布する 形態的に類似している(フィールドで混同されうる) 本種と異なり傘が橙黄色~帯黄橙色~帯褐橙色ではなく明るい黄色~黄橙色 本種と異なり襞が帯黄白色ではなく白色 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形~楕円形ではなく広楕円形~楕円形で稀に類球形 (インド新産種) Amanita flavoconia var. inquinata Tulloss, Ovrebo & Halling 【よく似た種との区別】 Amanita flavoconia インドに分布する 形態的に類似している(フィールドで混同されうる) 本変種と異なり傘が明るい黄色~黄橙色ではなく橙黄色~帯黄橙色~帯褐橙色 本変種と異なり襞が白色ではなく帯黄白色 本変種と異なり担子胞子が広楕円形~楕円形で稀に類球形なのではなく類球形~広楕円形~楕円形 (インド新産種) Amanita pilosella Corner & Bas 【よく似た種との区別】 Amanita pilosella f. atroconica 本種と異なり傘表面の疣が厚い不規則形ではなく中央で円錐形、縁部で規則的なパッチ状 本種と異なり襞の縁部が白色ではなく暗褐色 (インド新産種) Amanita porphyria Alb. & Schwein. コテングタケ 【よく似た種との区別】 Amanita pseudoporphyria(コテングタケモドキ) 本種と異なり柄が帯灰色ではなく白色 本種と異なり柄表面の小鱗片が帯紫色ではなく白色 本種と異なりつぼに柄から離れる縁を有する 本種と異なり担子胞子が球形~類球形で稀に広楕円形なのではなく広楕円形~楕円形