2019年9月1日 (仮訳)ノーフォーク島で見出されたオーストラリア産モジゴケ属地衣の新種、Graphis norfolkensis Archer, AW. & Elix, JA. 2019. Amanita avellaneosquamosa – a new record for India. Australasian Lichenology. Available at: https://www.anbg.gov.au/abrs/lichenlist/Australasian_Lichenology.html [Accessed September 1, 2019] 【R3-06548】2019/9/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ノーフォーク島の亜熱帯雨林においてヘゴの基部およびイトスギ属植物に生じていた地衣の一種を検討し、Graphis norfolkensisとして新種記載した。 本種は果殻が完全に炭化し、子嚢胞子が無色小型で石垣状、サラジン酸およびプロトセトラル酸を含むことなどで特徴づけられた。 本種は果殻や子嚢胞子が類似するG. subelmeriとは果托の縁の有無とサラジン酸の有無が異なっていた。 Australia, Norfolk Island, West Palm Glen Track, Mount Pitt National Park (新種) Graphis norfolkensis A.W.Archer & Elix 語源…ノーフォーク(島)産の 【よく似た種との区別】 Graphis subelmeri 果殻が完全に炭化する 子嚢胞子が小型 子嚢胞子が石垣状 地衣成分としてプロトセトラル酸を含む 本種と異なりノーフォーク島ではなくソロモン諸島などに分布する 本種と異なりリレラの果托の縁が明瞭という特徴を欠く 本種と異なり主要な地衣成分としてサラジン酸を含むという特徴を欠く