(仮訳)タイ新産種、Gymnopilus dilepis
Suwannarach, N. et al., 2017. Gymnopilus dilepis, a new record in Thailand. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/10.5248/132.337 [Accessed September 9, 2017].
【R3-04378】2017/09/10投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

タイ、ラムパーン県の森林から、タイ新産種としてGymnopilus dilepisを報告した。
同定は形態およびITS領域の塩基配列(日本産標本と100%一致)に基づき行った。
本種は同属他種とは担子胞子のサイズなどが異なっていた。

(タイ新産種)

Gymnopilus dilepis (Berk. & Broome) Singer
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gymnopilus penetrans(キツムタケ)
タイに分布する
本種と異なり傘が灰褐色~暗褐色
本種と異なり傘表面全体を白色~帯灰白色、綿毛状~クモの巣状の被膜が覆う
Gymnopilus punctifolius
タイに分布する
本種より担子胞子のサイズが小さい
Gymnopilus junonius(オオワライタケ)
タイに分布する
本種より担子胞子が長い
Gymnopilus purpuratus
本種と異なりタイにおける分布が知られていない
本種より担子胞子が長い
Gymnopilus norfolkensis
本種と異なりタイにおける分布が知られていない
本種より担子胞子の幅が狭い
Gymnopilus lepidotus
米国に分布する
本種と異なり米国およびメキシコにおける分布しか知られていない
本種と縁シスチジアの形状が異なる