(仮訳)メキシコおよび南米で知られる熱帯の種、Gymnopilus tuxtlensis
Guzmán-Dávalos, L. et al. 2006. Gymnopilus tuxtlensis (Basidiomycetes, Agaricales), especie tropical conocida de México y América del Sur. Acta Botanica Mexicana. Available at: https://www.scielo.org.mx/pdf/abm/n76/n76a4.pdf [Accessed August 29, 2023] 【R3-10922】2023/8/29投稿

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3行まとめ

メキシコ、ベラクルス州からGymnopilus tuxtlensisを報告した。
また、最近の標本を20点以上検討し、ハリスコ州、コロンビア、およびベネズエラから本種を初めて記録した。
本種は熱帯域に分布し、子実体が小型で辛子色、基部が剛毛状、側シスチジアが長く特徴的で、縁シスチジアがより小さいことなどで特徴づけられた。

(ハリスコ州、コロンビア、ベネズエラ新産種)

Gymnopilus tuxtlensis Guzm.-Dáv.
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【よく似た種との区別】
Gymnopilus subbellulus
子実体のサイズが類似している
子実体の色が類似している
本種と異なり針葉樹に生じる
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり傘シスチジアを有する
Gymnopilus tyallus
子実体が小型
担子胞子のサイズが類似している
本種と異なり傘表面が乾性
本種と異なり傘表面に吸水性を欠く
本種と異なりシスチジアが”lecitiform”~脛骨形
Gymnopilus croceoluteus
北米に分布する
形態的に類似している(この種に誤同定されたことがある)
本種と異なり針葉樹の材に発生する
本種より子実体のサイズがずっと大きい
本種より子実体がずっと頑丈である
本種と異なり子実体がベージュ色~橙色
本種と異なり傘縁部に条線を欠く
本種と異なり傘実質が錯綜型である