(仮訳)新種Halorosellinia bandonii
Rogers, JD. & Ju, Y-M., 2016. Halorosellinia bandonii, sp. nov. North American Fungi. Available at: https://www.pnwfungi.org/index.php/pnwfungi/article/view/1465 [Accessed December 23, 2016].
【R3-03593】2016/12/23投稿

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3行まとめ

米国フロリダ州において被子植物の枝に発生した菌を検討し、Halorosellinia bandoniiとして新種記載した。
本種は子嚢殻が基質の材に部分的に埋生し、子嚢の先端リングがアミロイドで、子嚢胞子が褐色単細胞であることなどで特徴づけられた。
本種は属の基準種であるH. oceanicaよりも子嚢胞子がずっと小型であることなどで特徴づけられた。
USA, Florida, Collier Co., Corkscrew Swamp Sanctuary NE Naples

(新種)

Halorosellinia bandonii J. D. Rogers & Y.-M. Ju
語源…菌学者で本種の採集者である故Robert Bandoni氏に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Halorosellinia oceanica
米国フロリダ州に分布する
材に発生する
子座が材に部分的に埋生する
本種と異なり汎世界的に分布する
本種と異なりマングローブ林における発生が知られている
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい