(仮訳)エフェメラルフラワーから分離された新種、Hanseniaspora nectarophila
Čadež, N. et al., 2014. Hanseniaspora nectarophila sp. nov., a yeast species isolated from ephemeral flowers. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. …. Available at: http://ijs.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.061499-0 [Accessed September 30, 2016].
【R3-03340】2016/09/30投稿

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3行まとめ

ブラジル、サンパウロ州の大西洋岸森林においてSiphocampylusの花から分離された酵母の一種を検討し、Hanseniaspora nectarophilaとして新種記載した。
マイクロサテライトプライマーを用いたPCRフィンガープリンティングにより、本新種の遺伝的異質性が示された。
本新種の出芽が必ずしも二極性ではなかったことをHanseniaspora属の属概念に反映させた。
São Sebastião do Ribierão Grande farm, Pindamonhangaba, São Paulo, Brazil

(新種)

Hanseniaspora nectarophila N. Čadež, F.C. Pagnocca, P. Raspor and C.A. Rosa
語源…蜜を好む
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hanseniaspora clermontiae
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりトレハロースを発酵可能
本種と異なりトレハロースを資化可能
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(全体で85塩基[2.9%]、D1/D2に4塩基[0.7%]の差異)
Hanseniaspora meyeri
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(全体で79塩基[2.7%]、D1/D2に4塩基[0.7%]の差異)
Hanseniaspora opuntiae
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(D1/D2に4塩基[0.7%]の差異)
Hanseniaspora guilliermondii
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりトレハロースを発酵可能
本種と異なりトレハロースを資化可能
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(全体で109塩基[3.7%]、D1/D2に4塩基[0.7%]の差異)
Hanseniaspora lachancei
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりトレハロースを発酵可能
本種と異なりトレハロースを資化可能
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hanseniaspora pseudoguilliermondii
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりトレハロースを発酵可能
本種と異なりトレハロースを資化可能
ITS+D1/D2+アクチン+EF1-αおよびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hanseniaspora uvarum
子嚢が1-2胞子性
子嚢胞子が球形
ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりトレハロースを発酵可能
本種と異なりトレハロースを資化可能
ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hanseniaspora thailandica
ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりD-グルコン酸を資化可能
ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される