(仮訳)Orbilia eucalyptiの子実層内寄生菌の新種、Helicogonium fusisporum
Baral, H-O. & Kutorga, E. 2010. Helicogonium fusisporum sp. nov., an intrahymenial parasite in Orbilia eucalypti. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000113/00000001/art00038 [Accessed April 19, 2020] 【R3-07241】2020/4/19投稿

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3行まとめ

リトアニアにおいてOrbilia eucalyptiに寄生した菌を検討し、Helicogonium fusisporumとして新種記載した。
本種はOrbilia属の子実層に見出された2番目の種となった。
本種は宿主の側糸および子嚢の間から自身の子嚢を形成し、その頻度は宿主のものと同等であったが、子嚢の幅は宿主より顕著に広く、より突出していた。
Upninkai Forest, Jonava district, Lithuania

(新種)

Helicogonium fusisporum Baral & Kutorga
語源…紡錘形の胞子の(子嚢胞子の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Helicogonium psilachni
菌寄生菌である
宿主の子実層に寄生する
子嚢胞子の形状が類似している
本種と異なりOrbilia属ではなくPsilachnum属菌などを宿主とする
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子がずっと棍棒形である
本種と異なり分生子が知られている