2015年8月15日 （仮訳）モンテネグロの菌類相における新産種、Helvella cupuliformis Perić, B. & Lalića, M., 2011. Helvella cupuliformis (Ascomycota, Pezizales), nouvelle espèce de la flore mycologique du Monténégro. Ascomycete.org. Available at: http://www.ascomycete.org/portals/0/volumes/AscomyceteOrg%2002-04%2051-56.pdf [Accessed August 14, 2015]. 【R3-02103】2015/08/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 稀産種のHelvella cupuliformisを、モンテネグロ新産種として報告した。 本種は従来、スウェーデンなどのヨーロッパ諸国、中国、韓国、米国から知られていた。 本種の肉眼的形質、顕微鏡的形質、生態写真、およびスケッチを掲載した。 （モンテネグロ新産種） Helvella cupuliformis Dissing & Nannf. 【よく似た種との区別】 Helvella fibrosa 本種より子実体が暗色で灰色～暗褐色 本種より子実体表面が顕著なふけ状 本種より子嚢胞子のサイズがやや小さい Helvella macropus（ナガエノチャワンタケ） 本種と子嚢胞子の形態が大きく異なる Helvella corium（クロワンガタノボリリュウ） 本種より子実体が暗色でほぼ黒色 Helvella cupuliformis var. badia 子実層面が平滑 柄が白色系 本種と異なり子実層面が暗褐色 本種と異なり外面が暗褐色 Helvella cupuliformis var. crassa 肉眼的形態が類似している 顕微鏡的形態が類似している 本種より子実体のサイズが大きい 本種より子嚢胞子の幅がずっと広い