(仮訳)盤菌Cheilymina theleboloidesの組織学的研究
Al-anbagi, RA., 2014. Histological Study of the Discomycetes Fungus Cheilymina theleboloides. Journal of Babylon University/Pure and Applied Sciences. Available at: http://www.uobjournal.com/papers/uobj_paper_2014_5539722.pdf [Accessed May 22, 2014].
【R3-00735】2014/05/22投稿

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3行まとめ

イラクのヒッラで1月から2月にかけて発生した盤菌について形態学的検討を行い、ヤマブキクチガネワンタケ (Cheilymenia theleboloides) と同定した。
本研究で記録された肉眼的形質および顕微鏡的形質は、先行研究の多くと合致する典型的なものであった。
2月に採集された子嚢盤の95%が直径5 mm未満だったのに対して、1月に採集された子嚢盤はより大きい傾向があり、10 mmを超えるものもあった。

※論文のタイトルで学名がCheilymeia theleboloidesとなっているが、Cheilymenia theleboloidesの誤植である。

(その他掲載種)

Cheilymenia theleboloides (Alb. & Schwein.) Boud.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cheilymenia vitellina
外皮層が”theleboloides”型である
表面の毛が淡色である
表面の毛が不明瞭である
Coprobia spp.
本種と異なり側糸の幅が非常に広い
本種と異なり側糸の先端が膨大する
本種と異なり毛を欠く