2015年3月25日 (仮訳)Hypholoma cinnabarinum の再検討:ハラタケ属Lanagaricus亜属Trisulphurati節の知識への貢献 Su, M-S. et al., 2014. Hypholoma cinnabarinum revisited: A contribution to knowledge of Agaricus subgenus Lanagaricus section Trisulphurati (Agaricaceae, Agaricales). Mycoscience. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1340354014000060 [Accessed March 25, 2015]. 【R3-01674】2015/03/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国南部産のHypholoma cinnabarinumの標本を検討し、詳細な記載文および写真、スケッチを掲載した。 ITS領域に基づく分子系統解析の結果、本種がハラタケ属Lanagaricus亜属Trisulphurati節に含まれることが明らかになった。 本種はAgaricus crocopeplusのシノニムである可能性が高いと考えられたが結論には至らず、近縁のアジア産9分類群のさらなる再検討が必要だとした。 (その他掲載種) Hypholoma cinnabarinum Teng 【よく似た種との区別】 Agaricus trisulphuratus アジアに分布する 数多くの形質を共有している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じハラタケ属Lanagaricus亜属Trisulphurati節に含まれる) Agaricus crocopeplus 数多くの形質を共有している(本種がこの種のシノニムである可能性が高いと考えられた) Agaricus panziensis 数多くの形質を共有している