(仮訳)韓国産Sculptolumina japonicaの同定
Joshi, Y. et al., 2010. Identification of Sculptolumina japonica (Physciaceae) in South Korea. Mycobiology. Available at: http://synapse.koreamed.org/DOIx.php?id=10.4489/MYCO.2010.38.1.062 [Accessed June 25, 2016].
【R3-03047】2016/06/24投稿

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3行まとめ

韓国新産種としてSculptolumina japonicaを報告し、詳細な記載文とコメントを掲載した。
本種は地衣体が薄い痂状でオリーブ褐色、子器がレキデア型、子嚢胞子がMischoblastia型で粉子が糸状であることなどで特徴づけられた。
本報告は韓国からのヤマトスミイボゴケ属地衣の初報告となった。

(韓国新産種)

Sculptolumina japonica (Tuck.) Marbach
ヤマトスミイボゴケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Sculptolumina serotina
本種と異なり子嚢胞子がMischoblastia型ではなくPachysporaria
本種と異なり地衣成分としてロバール酸を含む
Bacidia spp.
形態的に類似している(混同のおそれがある)
地衣体の外観が類似している
本種と異なり子嚢胞子がMischoblastia型でない
本種と異なり子嚢胞子が褐色ではなく常に無色
本種と異なり子嚢胞子に3-多隔壁を有する