2020年3月10日 (仮訳)インド、ジャンムー平原におけるハラタケ類の発生 Sharma, R., Kumar, S. & Sharma, YP. 2017. Incidence of some agarics from the plains of Jammu, India. Studies in Fungi. Available at: http://www.studiesinfungi.org/pdf/SIF_2_1_18.pdf [Accessed March 10, 2020] 【R3-07120】2020/3/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ジャンムー・カシミール州から6種のハラタケ類を報告した。 また、Chlorophyllum molybdites var. microsporusおよびLeucocoprinus straminellus var. rubrumの2新変種を記載した。 Agaricus californicusおよびChlorophyllum hortenseの2種はインド新産種であった。 India, Jammu & Kashmir, Jammu, Bajalta (新変種) Chlorophyllum molybdites var. microsporus Sharma R & Sharma YP 語源…小型の胞子の(担子胞子のサイズから) ※2020年3月10日現在、本変種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Chlorophyllum molybdites(オオシロカラカサタケ) 本変種より子実体のサイズが大きい 本変種より担子胞子のサイズが大きい 本変種と異なり担子胞子がシアノフィリックでない India, Jammu & Kashmir, Jammu, R.S Pura (新変種) Leucocoprinus straminellus var. rubrum Sharma R & Sharma YP 語源…赤色の(柄が傷つくと赤変することから) ※2020年3月10日現在、本変種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus straminellus 子実体が帯黄褐色 つばが中位に位置する 担子胞子が楕円形 担子胞子に発芽孔を欠く 本変種より傘表面の条線が目立つ 本変種と異なり傘の表皮が容易に剥がれるという特徴を欠く 本変種と異なり柄が傷つくと赤変するという特徴を欠く (インド新産種) Agaricus californicus Peck 【よく似た種との区別】 Agaricus xanthodermus 形態的に類似している Agaricus campestris(ハラタケ) 形態的に類似している Agaricus bisporus(ツクリタケ) 形態的に類似している (ジャンムー・カシミール州新産種) Agaricus placomyces var. flavescens Thiers (インド新産種) Chlorophyllum hortense (Murrill) Vellinga フタツミカラカサタケ (ジャンムー・カシミール州新産種) Chlorophyllum nothorachodes Vellinga & Lepp (ジャンムー・カシミール州新産種) Leucoagaricus rhodocephalus (Berk.) Pegler (ジャンムー・カシミール州新産種) Leucocoprinus cepistipes (Sowerby) Pat. キヌカラカサタケ