(仮訳)イラン北部産のFunaria hygrometricaの寄生菌、Hygrocybe ceraceaの紹介
Taghavizad, R. & Nazarian, R. 2022. Introducing Hygrocybe ceracea (Sowerby) P. Kumm: Parasite of Funaria hygrometrica Hedw. (Bryophyta) in the north of Iran. Caspian Journal of Environmental Sciences. Available at: https://cjes.guilan.ac.ir/article_5594.html [Accessed September 26, 2022] 【R3-09912】2022/9/26投稿

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3行まとめ

イラン、マーザンダラーン州においてヒョウタンゴケ属のコケに発生したHygrocybe ceraceaをイラン新産種として報告した。
本種によって宿主に生じる斑点や吸器形成による宿主細胞への侵入などを記述した。
本種と類似種H. chlorophanaの形質比較表を掲載した。

(イラン新産種)

Hygrocybe ceracea (Wulfen) P. Kummer
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hygrocybe chlorophana
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘が黄色ではなく黄金色、橙色、黄色、レモン色
本種と異なり傘表面が脂状ではなく粘性
本種と異なり襞の幅が厚いのではなく狭いかかなり厚い
本種と異なり襞が柄に付着するのではなく付着するか部分的に離生
本種より柄のサイズが大きい
本種と異なり柄が白色ではなくくすんだ色である
本種と異なり柄が非常に脆いのではなくしっかりとしている
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が涙形ではなく楕円形