2019年7月14日 （仮訳）ベトナム産の新種Kiliophora novozhiloviiおよび新産種Zanclospora cf. novae-zelandiae Mel’nik, A., Braun, U. & Alexandrova, AV. 2016. Kiliophora novozhilovii sp. nov. and first record of Zanclospora cf. novae-zelandiae (asexual ascomycetes) from Vietnam. Mycobiota. Available at: http://www.mycobiota.com/free/05_Melnik.pdf [Accessed July 14, 2019] 【R3-06401】2019/7/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ベトナムにおいて未同定樹木の枯葉に生じた菌を検討し、Kiliophora novozhiloviiとして新種記載した。 本新種を含むKiliophora属菌の検索表を掲載した。 また、ベトナム新産種としてZanclospora cf. novae-zelandiaeを報告した。 Vietnam, Dong Nai Province, Cat Tien National Park, sector Nam Cat Tien, Ta Lai, right bank of river Dong Nai, near the plot ‘Ficus’ （新種） Kiliophora novozhilovii Melnik, U. Braun & A.V. Alexandrova 語源…Yu. K. Novozhilov氏に献名 【よく似た種との区別】 Kiliophora ubiensis 落葉に発生する 本種と異なりベトナムではなくブラジル、インドネシアなどに分布する 本種より分生子形成細胞のサイズが小さい 本種と異なり分生子形成細胞が伸長しないのではなく繰り返し伸長する 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が無色ではなくほぼ無色～淡い帯灰褐色 本種と異なり分生子が楕円形～長楕円形から僅かに短棍棒形または短い倒棍棒形ではなく紡錘形で両端の突起がいくぶん尖る Kiliophora fusispora 分生子形成細胞が常に単生する 分生子の突起が尖らない 本種と異なり分生子形成細胞が伸長しないのではなく時に伸長する 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が無色ではなくほぼ無色～淡褐色 本種と異なり分生子が楕円形～長楕円形から僅かに短棍棒形または短い倒棍棒形ではなく紡錘状便腹形 本種より分生子の突起の幅が広い （ベトナム新産種） Zanclospora cf. novae-zelandiae S. Hughes & W.B. Kendr.