(仮訳)インド産の新種、Lactarius annulocystidiatus
Sharma, S., Kaur, M. & Atri, NS., 2013. Lactarius annulocystidiatus sp. nov. from India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00008 [Accessed May 31, 2017].
【R3-04074】2017/06/01投稿

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3行まとめ

インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州で採集された菌を検討し、Lactarius annulocystidiatusとして新種記載した。
本種はQuercus leucotrichophoraを宿主とし、Tristes亜属PseudomyxaciumArgillaceifolius族の特徴を有していた。
本種は顕微鏡的には、側シスチジアの先端周囲に小粒が輪状に集まることなどで特徴づけられた。
India, Himachal Pradesh, Andretta

(新種)

Lactarius annulocystidiatus S. Sharma, M. Kaur & Atri
語源…輪のシスチジアの(シスチジア先端に小粒が輪状に集まることから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lactarius argillaceifolius
襞の間隔が密
本種と異なり襞縁部が粉状
本種と異なり襞が上生ではなく垂生する
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種より側シスチジアのサイズが大きい
本種と異なり側シスチジアが棍棒形、紡錘形~便腹形ではなく棍棒形
本種と異なり側シスチジア先端に小粒が輪状に集まるという特徴を欠く
本種より縁シスチジアのサイズが大きい
本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘形~便腹形ではなく棍棒形
本種と異なり傘表皮にH形に分枝するアンプル形の菌糸を欠く