(仮訳)インド産の新種、Lactarius ignifluus
Vrinda, KB. et al., 2002. Lactarius ignifluus (Russulaceae), a new species from India. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/531806/PERS2002018001011.pdf [Accessed March 14, 2022] 【R3-09322】2022/3/14投稿

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3行まとめ

インド、ケララ州で採集された菌を検討し、Lactarius ignifluusとして新種記載した。
本種は材生息性で、子実体が明緋色で、傘が鋭い中高で表面が脈状、乳液が緋赤色で変色せず、子実層托実質・傘実質に球状細胞を欠くことなどで特徴づけられた。
本種はマダガスカル産のL. adhaerensに類似していたが、肉眼的・顕微鏡的形態や乳液の色および味などが異なっていた。
India, Kerala state, Iringole sacred grove

(新種)

Lactarius ignifluus K.B. Vrinda & C.K. Pradeep
語源…炎の流れの(乳液の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lactarius adhaerens
柄基部が粗長毛状
担子胞子が類球形
傘表皮が短細胞被
本種と異なりインドではなくマダガスカルなどに分布する
本種と子実体のサイズが異なる
本種と異なり子実体が明緋色でない
本種と子実体の形状が異なる
本種と異なり乳液が緋赤色でない
本種と異なり乳液に辛味があり舌を非常に刺激するという特徴を欠く
本種と担子器の形態が異なる
本種とシスチジアの形態が異なる