(仮訳)インド産の分生子果不完全菌の新種、Lasiodiplodia indica
Prasher, IB. & Singh, G. 2014. Lasiodiplodia indica – A new species of coelomycetous mitosporic fungus from India. Kavaka. Available at: https://www.researchgate.net/publication/278038841_5_I_B_Prasher_Gargi_Singh_2014_Lasiodiplodia_indica_-A_new_species_of_coelomycetous_mitosporic_fungus_from_India_Kavaka_43_64-69 [Accessed September 24, 2020] 【R3-07714】2020/9/24投稿

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3行まとめ

インド、チャンディーガルにおいてクワの落枝に生じた菌を検討し、Lasiodiplodia indicaとして新種記載した。
本種は分生子果が多室であることで同属他種と異なっていた。
ITS領域に基づく分子系統解析を実施した。
India, Chandigarh, Botanical gardens, Panjab University

(新種)

Lasiodiplodia indica I.B. Prasher & Gargi Singh
語源…インドの
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【よく似た種との区別】
Lasiodiplodia gonubiensis
分生子形成細胞のサイズの範囲が重なる
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子の長さ/幅比が類似している
分生子の隔壁の形態が類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく南アフリカなどに分布する
本種と異なりクワ属ではなくフトモモ属植物などに生じる
本種と分生子のサイズの範囲が異なる
本種と異なり分生子の隔壁数が1-2ではなく1-3
本種より側糸が長い
本種と異なり側糸が時に分枝するのではなく分枝しない
本種と異なり側糸に隔壁を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lasiodiplodia brasiliense
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなくブラジルなどに分布する
本種と異なりクワ属ではなくパパイヤ属植物などに生じる
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される