2014年10月3日 （仮訳）チャネル諸島およびカリフォルニア州中部の海岸から見出された新種Lecanora annularis Knudsen, K., Lendemer, JC. & Kocourková, J., 2014. Lecanora annularis (Lecanoraceae, Lecanorales), a new lichen species from the Channel Islands and the central California coast. Monographs of the Western North American Naturalist.…. Available at: https://ojs.lib.byu.edu/spc/index.php/wnanmonos/article/viewFile/34503/33026 [Accessed October 2, 2014]. 【R3-01154】2014/10/03投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 米国カリフォルニア州のチャネル諸島および本土海岸部で見出された地衣を検討し、Lecanora annularisとして新種記載した。 本種は沿岸域に分布し、果殻側壁部に結晶を含み、子実上層に顆粒を欠く点でL. dispersaグループの他の全種と区別された。 本種からは薄層クロマトグラフィーで二次代謝産物が全く検出されず、スポットテストも全て陰性であった。 California, Santa Barbara Co.,Channel Islands National Park, Santa Cruz Island, drainage above Potato Harbor （新種） Lecanora annularis Lendemer & K. Knudsen 語源…輪の（子器を縁取る顕著な白い輪より） 【よく似た種との区別】 Lecanora crenulata 同じL. dispersaグループに含まれる 米国カリフォルニア州に分布する 子器の縁部が白色 果殻側壁部が”prosoplectenchymatous”である 本種と異なり海水の飛沫を浴びるほどの沿岸域に分布しない 本種と異なり砂岩と火山岩ではなく石灰岩など石灰質の基質に生じる 本種と異なり”disc”が粉状 本種と異なり子器の縁部が細円鋸歯状 本種と異なり果殻側壁部全体に結晶を含むのではなく上部20 μmにのみ含む 本種と異なり子実上層に顆粒を含む