(仮訳)イタリア、シチリア島産のコウヤクタケ類の新種Leptocorticium gloeocystidiatum
Gorjón, SP. & Saitta, A. 2014. Leptocorticium gloeocystidiatum sp. nov. (Basidiomycota), a new corticioid fungus from Sicily, Italy. Mycosphere. Available at: http://mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_3_2.pdf [Accessed June 24, 2014].
【R3-00870】2014/07/04投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イタリア・シチリア島のヨーロッパブナ林で採集されたコウヤクタケ類の一種を、Leptocorticium gloeocystidiatumとして新種記載した。
本種は背着生で黄褐色の子実体を形成し、糸形の薄壁シスチジア、グレオシスチジア、樹枝状糸状体を持ち、担子胞子が楕円形平滑で非アミロイドであることなどで特徴づけられた。
また、Leptocorticium属菌の検索表を掲載した。
Italy, Sicily, Messina, Portella Scarno

(新種)

Leptocorticium gloeocystidiatum Gorjón & Saitta
語源…グレオシスチジアの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leptocorticium capitulatum
本種と異なりイタリアではなくブラジルに分布する
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なりグレオシスチジアを欠く